葉酸不足と妊娠、妊婦、胎児への影響

妊娠したら葉酸!ということが言われていますが、仮に妊娠が葉酸不足になるとどんなことが起こるのか?

 

やはり一番のポイントは、赤ちゃんにとっての先天性異常のリスクを下げる効果があるということが研究結果などで発表されていて、厚生労働省からも妊娠を計画している女性に対して、1日あたり400μgの葉酸を摂ることを推奨しています。

 

せっかく授かった赤ちゃんにはやはり元気な状態で生まれてきて欲しい!親であれば誰もがそう願うと思います。
もし自分の葉酸不足が原因で赤ちゃんに辛い思いをさせてしまうとしたら・・・。
また、環境省のデータでは、この25年間で二分脊椎症の先天性異常の発生頻度は2倍になっているので気をつけたいところですね。

 

 

もちろん、葉酸不足になると必ず二分脊椎症や無脳症の先天性異常が起こるかというとそうではありません。
葉酸が足りているかどうか?というのは、正直にいうと普通の生活を送っているなかで葉酸のチェックをする人はほとんどいませんしね。

 

ですが、自分の意思によって先天性異常などのリスクを下げることができるのであれば、やらないよりはやった方がいいのではないか?と思います。

 

 

また、こういう先天性異常に関しては、妊娠初期の段階でしっかり葉酸を摂取しておくことが大事です。
ですから厚生労働省も“妊娠を計画している人”という言い方をしているわけです。
とはいっても、妊娠初期に葉酸を摂取していれば、それ以降は必要ないのか?というと、これまでそうではありません。

 

妊娠中、産後も葉酸は必要。
特に、葉酸は細胞の再生を助けたり、体の発育を促したり、造血などの働きも期待されています。

 

造血という意味では、妊娠中の妊婦さんに起こりうる症状として“貧血”があります。
妊娠中は、赤ちゃんに酸素や栄養を送り届けるために血液量は増えるはずなのですが、赤血球がそれに比例して増えるわけではないし、妊娠中、必要な栄養が赤ちゃん優先になって、おなかの赤ちゃんに優先的におくられるのでママは貧血、栄養不足になりがちなんです。

 

妊娠中に貧血が酷くなると赤ちゃんに送られる栄養や酸素が不足することもありますし、貧血によるたちくらみによって転倒する危険性もあります。
葉酸はもともと貧血治療にも用いられていた栄養なので、そういう意味でも葉酸を摂るようにしたほうがいいですし、葉酸サプリには葉酸以外にも様々な栄養も配合されているのいで、特につわりなどでまともに食事が食べられないという方にはおすすめですね。

 

 

妊娠前 葉酸不足

葉酸不足が妊婦さん、胎児に影響があるというのはお話したとおりなのですが、ではこれから赤ちゃんが欲しいという妊活、ベビ待ちの人たちにとってのはどんな影響があるのでしょう。

 

妊活中の方が、葉酸サプリを妊活サプリとして飲んでいるという話をよく聞きます。
もちろん、葉酸を摂ったからといって100%妊娠できるというわけではありませんが、葉酸の造血などの働きで血流の改善に繋がれが不妊にも影響のある冷えの改善などにもいいでしょうし、流産予防にもいいという話もあります。

 

また、これまで葉酸は女性が摂るもの!というイメージが強かったかもしれませんが、最近の研究によって男性の精子の染色体異常の軽減にも繋がるという結果が発表されています。

 

現代は、不妊や流産などに男性が原因となっているケースが非常に増えているので、カップルで一緒に葉酸を摂ることでより赤ちゃんを授かるのに近づけるかもしれませんね。